人気ブログランキング | 話題のタグを見る

今週は感動ラッシュ!

今週はコンサートもそうですが、その後も奇跡のような感動体験をしました。
奇跡のような体験ってなかなか無いですよね。

何が起きたかと言うと、チャイコフスキー国際コンクール2位受賞を始め、シベリウス国際コンクール1位、クライスラーコンクール1位などの受賞歴をお持ちのロシアのバイオリニスト、ニキータ・ボリソグレブスキーさんが、N響公演のために来日されたのに合わせて、ご本人の希望でニセコ町の有島記念館で演奏会をされ、ど真ん前で、その演奏を目の当たりにして来たのです。

今週は感動ラッシュ!_c0350839_10412641.png

しかも急遽決まった半ばお忍びのプライベートライブのような状態で、お客さんは30人ほど。私はもちろん1番前の席に座ったのだけれど、ニキータさん、マジで目の前でした。
ピアノ伴奏は、医師でありながら一流のピアニストでもある二刀流、
札幌出身の上杉春雄さん。


この贅沢すぎるシチュエーションに、私はただ呆然。


演奏がまるで上質なCDを聞いているかのように寸分も狂い無くぶれないこと、
素晴らしいのはもちろん、プライベートライブにも関わらず大ホールで演奏されているかのような熱量、
ブラームスのバイオリンソナタ第3番全楽章を始め一切手を抜かないその姿勢、
1時間半に渡る演奏会を最初から最後まで見事な集中力でされたこと、
ここまで来るのにどれだけの苦労と努力を重ねられたのかと言うこと、
過酷なチャイコフスキーコンクールで演奏をし受賞された方が目の前にいるという信じられない事実、
近い存在でありながら、果てし無く遠い存在であること、
同じ楽器を演奏しているのか、同じ楽器に見えて違う楽器を演奏しているのか分からなくなってしまうような感情、
300年近く前に製作された楽器が目の前で音を奏でている奇跡、
その楽器の魅力を最大限に引き出すために、一体どれだけの時間を費やされて来たのだろうかということ、
ロシアという土地に生まれ、その土地の作曲家のチャイコフスキーやラフマニノフを演奏されている事実、
バイオリンを習っていた幼い日々のこと、
同じ楽器に携わる〝同士〟でありながらとんでもない存在であること、

などなど、もうごちゃごちゃで。。。

感情がごちゃごちゃになると、もう泣くしかないでしょ!笑。

写真も一緒に撮って頂いたのに何も言葉が出なくて、口から出たのはただただ

素晴らしかったです。の一言。

素晴らしいのは当たり前だからそんなこと本当は言いたくなかったのに。。。



⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎


もう一つの感動体験はお姉ちゃんの合唱コンクール。

私の中学時代を思い出すと、

◯ 元々クラスの雰囲気が良くて、そのまま団結して合唱も賞を取った。
◯ クラスの雰囲気が良くなくて、合唱もダメだった。

の二つしか経験が無いなぁと思ったのだけれど、
お姉ちゃんの話では、コンクール前は、どうやら下の方だったらしい。

先生からもがっかりされ!?クラスも少し険悪モードだったみたいで。。。

そんな話を聞いていたので当日も大丈夫かと思いながら聞いていたのだけれど、
3番目に登場したお姉ちゃんたちのクラス、

聞いた瞬間、


え!?

すごく良い!


って思いました。


みんな一生懸命で、声も良く出ていました。

結果は2位の優秀賞だったようで、クラスの雰囲気も変わったとか。

インフルでコンクール自体の開催が危ぶまれ、何人かお休みしていた子もいたみたいだけれど、でも、クラス全員で取った賞だと思う。
指揮をした女の子がクラスを団結させるためにものすごく頑張ったという話だったけれど、1人の行動がクラス全体を変えて動かすことは十分にあり得るのだよ。

それにしても、合唱コンクールって、初めて聴く側に立ったけれど良いものだね。

合唱曲の持つメロディの美しさと、3部に別れて自分のパートを一生懸命に歌いながら周りと合わせようとする姿勢、
歌の歌詞と生徒たちの気持ちであろう感情がリンクして。。。
ピアノ伴奏をした2人の女の子も堂々たる落ち着きぶりであっぱれでした。

長女も何かを感じ取ってくれると良いな。

こちらもたくさんの感動をもらいました。


ありがとう&おめでとう!!!🎉


と言うわけで、音楽と涙溢れる素敵な今週でした。
皆さまも素敵な毎日をお過ごしくださいね!!!⭐︎








by pikininimusic | 2019-12-15 10:39 | Comments(0)  

<< once ダブリンの街角で コンサート終了しました! >>