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奥さまはバイオリニスト

こんばんは!
いやー最近もまた雪がすごい!
綺羅街道沿いの雪の山もモンスター並み。
ニセコの除雪クオリティは高いと思うのだけれど、それでもここ数日は追いついていない感があります。

今日はヒラフへ移動の日だったのだけれど、車の運転も視界が悪いったらありゃしないで、結構、いやかなり怖い。
昨年は何度もブレーキが効かなくてヒヤッとした場面があったのだけれど今年はかなりスピードを落とし(というか、スピード落としポイントやコツなどが分かった。)車間距離も必要以上と思うくらい取るようにしています。
配達もヒラフ方面へ行かねばならず、これもかなり悪天候のことが多くて怖いのだけれどそんなことも言っていられないので、何とか頑張ります。

ちなみに道のりの途中に国内最大のセブンイレブンが出来たのだけれど、(以前もあったのだけれどマンションと一体化して巨大化した。)帰りは下りでちょうどカーブしているので出てくる車が見えづらく、先日はカップルがいきなり駐車場から飛び出して来てブレーキを掛けたらスリップして、これは久々のヒヤリハットでした。
と言う訳ですごく混んでいるみたいだけれど、個人的にはセブンイレブンの巨大化はそれだけでは無く、色んな意味で全然嬉しくない人がここにいます。


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photo by あそぶっくさん


ところで先日のあそぶっくコンサート無事に終了しました!
お箏三面+語り+フルートのコラボレーション「鶴の恩返し」は、あそぶっくさんの催しとしてぴったりだしとっても面白いので、もっともっと色んな方に聞いて欲しいなと個人的に思います。

お琴隊の皆さまが袴姿で格好良く決めている中、キヨエギャラリーに続いて私だけスーツ地味っ!だけれど、「グラデーション」は、私の中では、私のポジションはスーツのイメージ。曲が格好いいのだ。
でもいずれは私も袴を履いて参加したいな。


最近少しづつ「Pikinimiの奥さまはバイオリニスト」が広まって来ているのを感じます。(*^^*)
無理に広めようとはしていないけれど、ふふ、もっと広まって欲しい。



と言う訳で、皆さまも素敵な毎日を!
おやすみなさい。


















by pikininimusic | 2018-01-30 22:57 | Comments(0)  

今日も寒い!

こんばんは!
今日もブログを開いて頂きありがとうございます。

最近ブログのアクセス数が増えています。
恐らくだけれど、夫のPikinini通信を楽しみにしていてくださった方などが、HPから流れて来てくれているのかな?とか思うのですが、もしそうだとしたら通信の方もお休みしていてごめんなさい。
こちらのブログでもお知らせしておりますが、冬の間は火曜日の移動と契約させて頂いている方への配達のみとさせて頂いております。

春から通常営業を再開した時に夫のブログも再スタートすると思いますので、今しばらくお待ち頂きますようお願い致します。
&その代わりと言っては何ですが、私のブログで近況等を確認して頂ければ大変嬉しく思います。(*^^*)


夫はほぼ毎日スキー場で仕事をしております。
私はPikininiの配達等のサポートをしながら、音楽活動の方もスキルアップを目指しております。
明日(1月28日)は、ニセコ町の図書施設あそぶっくでお箏隊の皆さまとのコラボ演奏会があります。
私はお箏三面+バイオリンの「グラデーション」と、良重師匠とすっかり定番になった「春の海」を演奏する予定です。

来週日曜日(2月4日)は、有島記念館で行われる「童謡と歌のコンサート」に参加します。こちらは一部が童謡で、私は二部の楽器演奏の方で何曲か演奏します。


昨年の夏の演奏なのですが、しかない先生のご自宅で復習のために録っていた音源をアップしてみます。たまに音源を録って聴き直し、音程や弓の使い方などのチェックをするのですが、この音源は特に大きなミスも無く割と綺麗に録れていました。(ま、ipadをその辺に置いての録音なので、あしからずですが。。。)
ジブリの海の見える街〜風の通り道〜人生のメリーゴーランド を演奏しています。
この時は新緑に囲まれた爽やかな有島記念館で、しかない先生のピアノとご一緒させて頂きました。





私は久石譲さんの音楽もとっても好きなのですが、特に魔女の宅急便の「海の見える街」は、イントロも素敵で、ジブリの中でもかなり好きな曲上位に入るかな。昨年お姉ちゃん達が学芸会でリコーダー二重奏で演奏していたけれど、やっぱり感動しました。



それで思い出したのだけれど、その時に同じくリコーダーで演奏していた「星笛」という曲がこれまたとっても素敵で感動したんだった。こちらも備忘録のためにアップ。






今のところ特に音源を録るために何かをしている訳では無いけれど、練習用でも時々アップ出来るといいなーと思っています。


今年は全国的に大荒れみたいですね。
風邪など引かれませんよう、皆さまも素敵な週末をお過ごしくださいね。
おやすみなさい。(*^^*)















by pikininimusic | 2018-01-27 22:39 | Comments(0)  

Paty!

今日も今晩は。
今年のニセコは地元の人も驚くほどのすごい雪なんだけれど、
ここ数日もすっごく冷え込んでいます。

夜は暖房を切って寝るんだけれどパジャマの上にフリースを着ても、
夜中に寒くて目が覚めるくらい。
ま、子ども達は平気なんですけれど。。。

一年目は順番に風邪を引いていましたが、今年は今のところ皆元気です。


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私は ニューヨークで奮闘したバイオリン教師の実話を元にした映画、
「ミュージック オブ ハート」にそれはもう深い感銘と衝撃を受け、
その直後に青年海外協力隊に応募。

2003年の12月から2年間、南米エクアドルの南の街「ロハ」で、
2年間ホームステイをしながら音楽学校で子どもたちにバイオリンを教えるという、
今思うとなかなか思い切った経験をしています。

多い時は1日16時間会社にいるような都心のOLだった生活から、
いきなりスペイン語圏の音楽学校でバイオリン教師。

「マエストラ、マエストラ(先生、先生)」と子どもたちに呼ばれ、
自分が別の人間になったような、若干こそばゆいような気持ちだったことを
良く覚えています。


その時お世話になったホームステイ先の家族とは、
今でも時々メールのやり取りをしています。


音楽学校で事務の仕事をしていた優しいお母さん。
建設の仕事をする太っちょお父さん。
お兄ちゃん2人に末っ子の妹の5人家族。


妹の名前はパティで、当時音楽学校でフルートを専攻する可愛らしい15歳でした。

彼女ははにかみ屋さんでどちらかというと控え目で純粋。

でも一度決めたことはやり抜くような意志の強さ、
(向こうの人は全体的にふくよかなのだけれど私と過ごすうちに、
ある日ダイエットをする!という決意をし、一ヶ月ほどで本当にスマートになった。)
を持っていて、真面目で勉強も一生懸命。

フルートに関しては習い事感覚だったと思うけれど、
でも試験では綺麗な音色で正確に演奏していたことを良く覚えています。



そのパティが、



何と歌っていました。




私の記憶の中では制服を着た可愛らしい15歳の彼女が、
すっかり大人の女性に変わっていました。



あれから13年も経つんだ。。。


13年って、こういう年月なんだ。。。



すごく不思議な体験をしたような気分。



そんなパティの歌う「por siempre(いつも、ずっと)」ご紹介します!







実は家族には、幸せな出来事と同時に悲しい出来事も起きていました。

そのことを思うと、気持ちが伝わって来て。。。


ただ、切ない。



そして、歌ってやっぱりすごいなって思う。




うまく言葉に出来ないけれど、



ありがとう。

かな。。。



感動っていう月並みな言葉では足りないな。

うまく言葉に出来ないな、この感覚。










と言う訳で、



おやすみなさい。(*^^*)


















by pikininimusic | 2018-01-24 22:51 | Comments(0)  

ゲド戦記

こんばんは!
夫は土曜、日曜も休み無しでインストラクターの仕事をこなし、平日は朝は必要に応じて仕込みをし、調理配達は私が担当。道の駅にもスイーツを納品しなかなか忙しい毎日だけれども、恐らくニセコの他の自営業の皆さんそうされているように、今は頑張る時。3月には帰省を兼ねて休みを取る予定でいるのでそれを目標に頑張ろうと決意する日々であります。

そんな感じで休みの日もなかなか家族で過ごせない先月と今月ですが、昨日の夕方は久々に家族4人で滑って来ました。
姉ちゃんは昨シーズンからBONTAKさん主催のフリーライダースに所属していて、これは月に2回プロスキーヤーのお兄さんを中心に何人かのスタッフさんが付いてくれてパウダーを中心に子どもたちはひたすら自由に滑りまくるという、何とも自由なスクール?のようなものなのだけれど、そのおかげで最近は大分腕を上げて来ました。

ニセコには色々スクールがある中でBONTAKさんはほぼボランティアでやってくれるので金銭的な理由で参加したというのが最初の動機なのだけれど、昨日の姉ちゃんの滑りを見ていると、うちはここを選んで良かったなぁと。。。
きちんと習っている訳では無いので決して綺麗な滑りでは無いですが、コース外(滑走可のね。)も平然と飛ばし、木のわずかな隙間をくぐり抜け、勝手にジャンプをしている娘の姿を後ろから見ていると何か格好いいし自由で楽しそうで。
私は付いて行くので必死でしたが。。。
最初は怖がっていた姉ちゃんでしたが子どもってほんと、環境によっていくらでも変わるのだなぁと。
妹の方はまだまだのんびりしていますが、でも皆で楽しめるほどのスピードでは滑れるようになって来ました。こちらも来シーズンからはフリーライダースに。。。フフ。。。


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ところで先日放映されていたジブリの「ゲド戦記」。
今更ながらやっと観ることが出来ました。
ジブリに関してはラピュタやトトロが黄金時代で段々と好みでは無くなっている印象を持っている私。
ゲド戦記も概ね評判が良く無いような話を聞いていたのであまり期待せずに観たのですが、
個人的な感想としては、


「こんなに面白いと思わなかった。」


です。


面白かったです。


これは宮崎駿監督の息子さんの作品のようなのだけれど(原作は違う。)、私は好きです。
子どもたちも結構食い付いて観ていました。

恐らく好みが分かれる作品なのだろうけれど、若い?監督が伝えようとしている本質的なテーマ〜生きること〜哲学的なメッセージ〜がダイレクトに伝わって来ましたし、シリアスな中にも所々ユーモアのセンスも感じました。


そして、パプアで何度も何度も聴きまくっていた、手嶌葵さんの「テルーの唄」と「時の唄」にここで出逢うとは!

テルーの唄が流れるシーンでは、「このシーンのこの子が歌う唄だったんだ!」とこれも今更ながら一致して、ちょっと鳥肌が立ちました。
手嶌葵さん、私はすごくすごく好きなのです。


こちらがテルーの唄




そしてテルーの唄以上に好きで、強烈な孤独感に打ちひしがれ、それを乗り超えた時に激しく共感した時の唄はこちら。






いつ聴いてもやっぱり心打たれます。。。



という訳で、「ゲド戦記」はお薦めとは言えないのかも知れないけれど、唄とストーリーもちゃんとマッチしているし、この映画が好きな人とは話が合うのかなという気持ちが私は少しします。

皆さまはいかがですか?


それでは、今日もおやすみなさい!(*^^*)













by pikininimusic | 2018-01-21 22:13 | Comments(0)  

無事に終了!

お箏の皆さまとのコラボ演奏会無事に終了しました!
3日連続公演は初体験。
初日と中日はPikininiの営業も兼ねていたのでなかなかハードでしたが、
終わってみると充実感と周りの皆さまに感謝の言葉しかありません。
ありがとうございました!
楽しかった!(*^^*)

初日は白人の方が多く、中日はアジアの方ばかりで、最終日は演奏者の仲間の方々も集まってくださって、千秋楽に相応わしい盛り上がりになりました。

いやーそれにしても、外国人のお箏に対する食い付き方はすごい!
これぞ異文化体験ですもんね。
お箏の作り出す世界は、外国の方がきっと日本に期待する伝統文化。
歌の破壊力も感じたけれど、お箏の破壊力これまたすごい。

最終日1番前に座っていた白人のご夫婦なんて、本当最初から最後まで至近距離で目を丸くして見ていましたもん。
「グラデーション」の後は私の期待していた「ワーオ!」というため息も出て内心してやったり!


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外国人のスキーヤーが世界中から集まる冬のヒラフ。
今後の可能性をとても感じた演奏会でした。

素敵な作品が並ぶギャラリーを提供してくださった清映さん、
ご一緒して下さったお箏隊の皆さん、
本当に本当にありがとうございました。


私ももっと和の勉強をして、日本の素晴らしい伝統文化や芸術を伝えるお手伝いがしたいなと、強く感じた3日間でした。


それでは皆さまも素敵な週末をお過ごしくださいね。(*^^*)







by pikininimusic | 2018-01-19 15:15 | Comments(0)  

初日終了!

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芸術が爆発しています!?
今日明日も、16:00〜17:00の一時間、ソロ、デュオ、トリオ、合奏など盛りだくさんでお届け致します。(*^^*)

感想その他諸々は終了後に。。。。





by pikininimusic | 2018-01-16 08:28 | Comments(0)  

篝火

こんばんは!

本日午前中は、来週の月曜日~水曜日の演奏会に向け、久々にお箏隊の皆さまとご一緒して来ました。

演奏会は 15日(月)、16日(火)、17日(水)の3日連続 16:00~17:00 綾ニセコ二階 キヨエギャラリーにて開催されます。


今日はちょっと昨年の夏にも演奏した野村正峰さん作曲の「篝火」について。

この曲はどの解説を見ても「大阪万博開催に合わせて文明の発展を祝った曲」と書かれているのだけれど、私はちょっと違った風にこの作品を見ていて、


この作品は源氏物語の第27帖「篝火」からインスピレーションを受けて書かれたものでは無いか?

いや「篝火」そのものでは無いか?と考えています。


だってそもそもなぜタイトルが同じ。。。

(実は同じことを考えている人がひとりくらいはいるんじゃ無いかと思って検索してみたのだけれど、今のところヒットせず。)


なので完全に私の妄想かも知れないけれど、でももしかしたら当たっているかも知れない。野村正峰さんは建前上大阪万博とか言っているけれど、裏には源氏物語が。。。なんて。

クラシックでもあるじゃ無いですか。政治的批判を曲に込めるとか、メッセージとしてフレーズに入れるとか。


このことを考え出した時はつい嬉しくてお箏奏者の優子さんに語ってしまったほど。。。




こちらが現在練習中のお箏と尺八による「篝火」。

私は尺八パートをバイオリンでカバーしています。


以下 和子/源氏物語 WAKOGENJI の解説が絵付きで分かりやすかったので一部抜粋します。

この文章を読みながら音源を聴くと益々そういう風にしか聴こえなくなって来ますので!?お時間&ご興味がおありの方はぜひお試しを。(^^♪




秋になりました。初風が涼しく吹き出して、何となくもの寂しい心地がなさいますので、源氏の君は耐えきれずに、しばしば玉鬘のところにお渡りになり、一日中ご一緒にお過ごしになり、御琴などをお教えなさいました。

  五、六日の夕月夜は早くに沈み少し雲に隠れていく様子、荻の葉をさやさやと揺らす音も、しみじみ心深く聞こえる頃になりました。源氏の君はお琴を枕にして、玉鬘とご一緒に添い寝をしていらっしゃいました。

「このように先に進まない仲があろうか……」と、溜息がちに夜更しなさりながら、女房が咎めるだろうかと気遣いなさいまして、春の部屋に戻ろうとなさいました。
 御前の篝火が少し消えかかっていますので、お供の右近の大夫をお呼びになって焚かせなさいました。涼しげな遣水のほとりに風情ある様子で枝を広げている檀の木の下に、篝火にくべる松の割木が少し置いてありました。やや離れたところで篝火を焚いていますので、御前の方(玉鬘)は大層涼しげで、ほどよい明るさの中で、そのお姿は見る甲斐があるほど素晴らしくいらっしゃいました。黒髪に触れますと、手触りは大層冷やかで上品な感じがして、身を固くして恥ずかしがっているご様子は、大変愛らしくいらっしゃいました。

 源氏の君は帰りがたく、躊躇っておられました。
 「誰か、絶えず篝火を焚いていなさい。夏の月の無い頃は、御庭に光がないと、何か気味悪く心細く感じますから……」と仰いまして、

    篝火に たちそふ恋の煙こそ 世にはたえせぬ炎なりけれ

    (訳)篝火に立ち添って昇る恋の煙は、この世に消えることのない私の炎なのです

 いつまで待てと仰るのですしょうか……くすぶる煙ではないけれど、苦しく燃えています……」と申しなさいました。玉鬘は「奇妙な様子……」とお思いになって、

  行方なき空にけちてよ 篝火のたよりにたくふ煙とならば

 (訳)行方のない空に消してください。篝火と同じように昇る煙ならば……

世間の人が変だと思うでしょう……」と困った様子で仰いました。

 「それでは……」とご退出なさいますと、東の対の方から美しい笛の音が聞こえてきました。笙に吹き合わせているようです。
 「中将(夕霧)がいつものように、一緒にいる仲間たちと奏でているようだ。あれは頭中将(柏木)であろう。誠に見事な笛の音だなぁ……」と立ち止まりなさいました。
 お手紙に「西の対に見える大層涼しげな篝火に、引き留められております……」とありまして、三人の公達が連れだって参上なさいました。源氏の君は、

 「美しい笛の音が、風音は秋になった……と伝えているようだ。我慢できずに……」と、御琴を引き寄せて、うっとりする音色でお弾きになりました。源中将(夕霧)は、盤渉調(短調)にて大変もの悲しく吹きました。頭中将(柏木)は心遣いして謡い出しにくそうにしているので、「遅い」と促して、弁少将が笏で拍子を打ち、小声で謡い初めたその声は鈴虫と間違えるほどでした。二度繰り返し謡わせなさいまして、御琴を中将の君(柏木)にお譲りになりました。誠にあの父大臣(内大臣)の琴の音に少しも劣らず、華やかに素晴らしいものでした。

 「御簾の中に、楽の音の分かる人がいらっしゃるようだ。今宵は盃など気遣いをしよう。盛りを過ぎた者が、酔い泣きのついでに『姫君を想っている……』と口をすべらすかもしれない……」と仰いますので、姫君もしみじみと胸のつまる思いでお聞きになりました。

 絶えることのない姉弟の縁は疎かではないからでしょうか。玉鬘はこの公達を人知れず心に留めておられましたが、血縁などとは、決して思いもよらないことですので、この中将(柏木)は心の限りを尽くして玉鬘を想い、このような機会などには、気持ちを抑え切れそうにない心地で、一心に平静を装っておられました。気を許して御琴を引き続けることなど到底できませんでした。


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この曲を練習していた時にずっと気になっていたのが音源で言うと3:05、【D】で、突如一箏(バイオリンで言うなら第一バイオリン)の美しいソロが出てくるのだけれど何だか妙にこの個所に惹かれる私がいて、この文章を発見しさらに下の箇所を読んだときは、まさにこの情景!つまり一箏=玉鬘なのね。と思ってしまったのです。


「やや離れたところで篝火を焚いていますので、御前の方(玉鬘)は大層涼しげで、ほどよい明るさの中で、そのお姿は見る甲斐があるほど素晴らしくいらっしゃいました。黒髪に触れますと、手触りは大層冷やかで上品な感じがして、身を固くして恥ずかしがっているご様子は、大変愛らしくいらっしゃいました。」


音源4:50からの箇所も積極的な源氏(もしくは気持ちを抑えられない柏木?)=燃える炎(二箏)と、困惑する玉鬘=飛び散る火の粉(一箏)にしか私には聴こえないという妄想病(笑)。



さらにこの曲元々はフルートとお箏のために書かれたもので後に尺八用にも書き下ろされたという記述があったのですが、美しい笛の音をフルートで表現したかったからオリジナルは敢えてフルートで書かれたのでは無いか。さらにこの曲の背景には玉鬘の母夕顔との関係性まで表現されているのでは無いか?

曲の最後の部分、笛の音色が上がるところは夕顔の消失に掛けた文明の発展による自然や原風景など大切なものの消失を意味するのでは?(つまり正峰さんは発展を祝っているどころか、むしろ憂いているのでは。。。という私の憶測。だってどう考えてもこの曲は全体的に物悲しさが漂っていると思うのだけれど。)とか考えだすと切りが無いので、もしタイムマシンがあるなら野村正峰さんに会いに行って真相の程を聞いてみたいくらい。




ところで、お箏の曲をご一緒していて面白いなぁと思うのは、この「篝火」のようにまるで物語のようになっている曲があること。

以前題名のない。。。だったかな?で邦楽とはたった一音で、自然の音を表したり心情を表現できる。

それに対して洋楽(クラシック)は、音を繋げて、音の連続で情景を表現する。一音だけではただの一音にしかならない。

というようなことを解説されていて、まさにその通りだわと思ったのだけれど、邦楽とか和楽器は洋楽や洋楽器とは全く違った側面を持っていて、本当に奥深くて面白いです。

ちなみにバイオリンは洋楽器だけれど、でもたった一音での表現や和の表現は十分に可能だと思う。



という訳で今日はいきなりの「篝火」話。

こうやって改めて文章にすることで曲への理解を深めようとする私の自己満足。

そしてコピペしたために背景が水色。(^^)/


そしてこの解釈で行くなら、やはり表現すべきは「色気」という結論。

だって、箏を枕に二人で添い寝って。。。。。ムフ。

ちなみに源氏が愛しいと思っている玉鬘は(血は繋がっていないけれど)養女で、源氏は玉鬘の母夕顔とも。。。

こういう「色気観」を表現できるようになると、外国人にもワーオって受けそうな気がするのでその域まで行きたいな。



皆さまも素敵な毎日をお過ごしくださいね。

おやすみなさい。(^^♪







by pikininimusic | 2018-01-10 22:57 | Comments(0)  

実は。。。

こんばんは!
我が家では大体子どもたちは9時前後に寝るのでその後が私の楽しみなフリータイム。
営業中は大抵店番をしている時間帯にチョコチョコブログを書いていたのだけれど、1月から営業は週に一度火曜日と個別に契約させて頂いている配達のみとさせて頂いているため、最近は夜が専ら私のブログタイム。

実は先月から夫はニセコアンヌプリスキー場でインストラクターを始めたんです(驚)。
最初はお休みの日や 営業時間外に情報交換や交流を兼ねて参加する予定だったらしいのですが、インストラクターの需要が想像以上に多くてありがたいお話をたくさん頂くようになり、今後のPikininiのことや色々なことを考慮しての決断となりました。
良く考えると夫はスキーの指導員免許、体育指導の教員免許、TOEICのスコアを持っているのでインストラクターは得意なことを生かせる訳なのですが、上の子がまだ小さい頃海外での職を希望して苦手な英語を5年に渡り勉強しついに目標を達成した夫の姿を見て来たので、ここでその資格が生きて良かったなぁと思っています。
今のところ外国人の子どもとのマンツーマンが一番多いようですが時々女性やお年寄り、グループレッスンも行っているようです。写真はうちの下の子ですが。。。
アンヌプリのスクールは色々あるスクールの中でも硬派と言うか結構堅い感じで、私から見ても安心感がありました。
という訳で、もしスキー場でNASSのウエアを身に着けた夫を見かけたら声を掛けてみてくださいね!?

実は。。。_c0350839_23053189.jpg

今は冬休み中なので私も時々夫の送迎を兼ねて子どもたちと午前中だけ滑って帰るという生活。
下の子のペースに合わせて2時間ほど滑る程度が今の私には丁度良く。。。
あ、でも意外に思わるのですが私は出身が富山なので、スキーは幼いころから親しんで来て今でも滑れるんですよ。夫と私の唯一の共通の趣味は恐らくスキーで、それ故こうしてニセコに辿り着いたのかも知れません。。。
ま、夫が強く、それは強く(笑)、ニセコに住みたいと言い出さなければ来ることは無かったと思いますが。

でも子どもたちを育てるに当たって、今はニセコに来て本当に良かったと思っています。
素晴らしい景観や美しい四季、温泉、美味しい水や食べ物はもちろん幸せなのですが、Pikininiの営業もやりがいがあり素敵な音楽仲間にも恵まれて演奏の機会もたくさん頂いています。
そう考えるともう本当に日々感謝しか無いですね。
ニセコに来てもうすぐ丸3年で漸くそんな風に考えられるようになって来たのかな。。。

という訳で何だか今日は超個人的日記になりました。


実は。。。_c0350839_22420679.jpg


この写真はインスタグラム?にアップされていたもの。
お客さんが撮ってくれた写真で素敵なのは多く、こんなアングルや撮り方があるんだ!?と時々楽しく拝見しているのですが、この写真もPikininiの目指す絵本の世界観、異世界観が表現されていてかなり好きでした。
特にツボだったのが手前の看板に映っている椅子の影。
何だか本当に絵画のようだなーと見入ってしまったのでブログにもアップさせて頂きました!
素敵な写真をありがとうございます。

冬は綺羅街道での営業は致しませんが、また雪が溶けたら少なくとも4月からは営業を再開しますので、そして少しづつまた精度を上げ、より多くのお客さまに楽しんで頂けるお店を目指して行きたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。


それでは皆さまも素敵な毎日をお過ごしくださいね。(^^)/
おやすみなさーい。







by pikininimusic | 2018-01-08 23:47 | Comments(0)  

明けましておめでとうございます!

おはようございます!
新年あけましておめでとうございます。
本年度も何卒どうぞよろしくお願い致します。

Pikininiは冬期間しばらくの間、配達と週に一度火曜日の移動とさせて頂きますが、道の駅“ニセコビュープラザ”にて、シフォンケーキ(ホールのみ)とガトーショコラをお買い求め頂けます。個数が限られておりますので無い場合もあると思うのですが、出来るだけ切らさないようひとつひとつ心を込めて作っておりますので、こちらもぜひ併せてどうぞよろしくお願い致します。
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/949/


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これは4年前のニュージーランドの南島ダニーデンにて。
ちょうど4年前の年末年始はオーストラリア、ニュージーランドを旅していたのでその時のことを思い出すのです。
長女6歳、次女3歳。。。
5枚連写の自動シャッターで撮影し、鳩が映っていたのを見た時はびっくり!
何だか縁起がいいなぁと思ったことを覚えています。
“奇跡の一枚”とか呼んでいたっけ。。。
ちなみにダニーデンは夫のふるさと小樽とは姉妹都市。

年始に夫側の家族皆でお参りに行った神社では、昭和48年生まれの夫=八方塞がり とか書いてあったのだけれど、八方塞がりはここ2年の間に結構経験して来たので、そして2年目は1年目よりも明るい日差しが見えて来たのでそろそろ塞がりから抜け出す頃であって欲しいのですけれど。。。
12月は来る日も来る日も雪が降り、朝昼晩自宅の雪かきに加えて東山の雪かきに追われ精神的にも体力的にも打たれ、確かに塞がっていた夫だけれど、それは去年の話。
“鳩パワー”で今年は色々飛躍出来るといいな。
少なくとも私は鳩の方を信じるぞ。


皆さまは楽しいお正月をお過しでしたか?


お正月と言えば音楽的には「春の海」。
昨年お箏の良重師匠とご一緒して何度も動画を見たり音源を聴いたりしていたためにすっかり覚えてしまった娘たち。
テレビでもウイングベイでもお店でも、どこもかしこも春の海だらけだ。と言っておりました。
確かに。


この度発見したトリオ・フルールさんの「春の海」。
すごく素敵で目標にすると決めたのでアップ!

このバイオリニストさんはかなり大好きで他の演奏も全て拝見し、かなりリピートして聴いたのだけれど、しなやかで力強く伸びがあって豊かで美しく、主張するときは主張するし、合わせるときは合わせるし、抑えるときは抑える。
立ち振る舞いや弾く姿も格好いい。
アンサンブルのバイオリン奏者としてこれまで色々見た中でも、かなりぐっと来た方でした。
もちろん、ピアノとフルートの方も素敵です。

という訳で、今年の幕開け最初に演奏する春の海は、昨年よりもう少し色気とか艶気とかキラキラとかメリハリとか、色々加えられるよう努力したいと思います。


それでは今日はこの辺で!
今年も楽しく明るく、Pikininiも音楽も家庭も充実した一年にするぞ~!!!

(年賀状に私の(音の)大ファンだと書いてくれた〇さん、ありがとうね!励みになったよ。ブログ見てるって書いてくれたみんなもありがとうねー!)

皆さまも楽しい毎日をお過ごしくださいね。(^^)/










by pikininimusic | 2018-01-06 12:39 | Comments(0)